心に沁みる場所がある。
僕らは、時間を惜しみその場所に集い続けた。
乱雑でありながらもどこか哀愁をともなう空間。
そんな、穏やかで優しい空気の中に、ずっと居続けられると思っていた。
そう、この場所は聖域なんだ―――
しかし。
不変なものなんてない。
聖域が終わることは。
あまりにも必然すぎることだったのかもしれない。
たった一つ、希望があるとするならば。
あの時の幸せな場所の記憶があることだろうか―――
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